No one knows

猫と私とどこかの誰か

2020年5月22日

今日はとむの17歳Birthdayです。
もちろん天国のくぬにのBirthdayでもあります。

本当に本当に生れてきてくれてありがとう。

f:id:nobodyknows67:20200522141556j:plain

TOM&KUNUNI

で、思うところがあり、記事にします。
2020年は波乱で始まり、波乱続きであります。
中国の香港弾圧、オーストラリアの森林大火災、そして新型ウィルス。
毎日情報をできるだけ正確に探す日々です。
昨年都市伝説的に言われていたことが次々実現されているようにもみえなくもないです。

ところで、今回のコロナの影響で一番分かったことは「人の動き」ですよね。
世界中の国で「ロックダウン」が起こり、それに従う国民は出歩かなくなり、観光名所に人は無し。
最初はアジア人差別、次にマスク不使用への非難、コロナで亡くなった方には最期のお看取りが出来ないということ、もっと取り上げたい異常だなと思えることもありますが、大体このくらいにして。
フェイクであろうが、事実であろうが、テレビで言っていたから、ラジオでネットで言っていたからと、トイレットペーパーがなくなり、インスタントラーメンがなくなり、小麦粉とパン粉がなくなり。
スーパーの売り場を見ると逆に「あぁこんな報道されていたんだな?」と勘繰れるほどです。
常に不要不急の外出をしなくマスク常用の私は普段の生活を送っていますが、さすがに息子がテレワークで2か月も家にいられるとおちおち歌も歌えず、ストレスが溜まっています。
私の知り合いに何かしていないといけない危機感を持っている方がいて、そういう人はSNSで大活躍しています。
ストレスの出方でその人を知ることが出来て、不謹慎にも研究したりしています。
皮肉にも環境問題は改善されていることを知り、改めて人間が移動し、活動すると地球を汚している事実が発覚してしまいました。
今回この5か月で一番感心したことです。
それと成人してからゆっくり会話をしていなかった息子とそういった環境問題、人間の生きるべく生き方をゆっくり話し合うことが出来たのは素晴らしかったと思います。

 

私の病気は「躁うつ病」と「抹消神経痛」です。
原因は分かっておらず、対処療法しかありません。
自分的には2007年に脳が疲労のために一部が壊れてしまったのだと自覚しています。
当時はそれが自分で受け入れることが出来ず、どんなに体中が痛くても曲つくりだけは続けて、歌える場所があったら歌ってきました。
でも、そんな不安定な生活の中で飼い猫くぬにはストレスをためこんでいたのでしょう。2017年8月に末期のガンが発覚し、11月26日に旅立ってからは、そんな過去が走馬灯のように頭の中を駆け巡り、くぬにに謝ってばかりいました。
それから2年半が過ぎて、兄弟猫のとむも17歳。
できるだけそばにいて、なんでもしてあげたいと思っています。
人間誰しも人生の初心者です。
感じたように生きなくては自分という存在が何かさえ知らずに人生を閉じるかもしれません。誰かに頼らなければ生きられないという選択肢が自分にはないのです。
そうやって己の中に溢れてくる思いを音楽に変換してきました。
この2年半メロディが浮かばなかったのもそういった川のながれのように受け入れて、またふっと浮かんでくることを望みながら、過去の作品と向き合えればいいのかもしれません。


先日、Twitterに嬉しいコメントが流れてきました。
病気発症後の曲を心の薬にしてくれているという内容でした。
心が高鳴り、涙が溢れました。
そう、そうやって、たまに訪れる素晴らしいプレゼントを糧にまだ頑張れる!

そう思います。

2020/05/22 Nobori Eri