No one knows

猫と私とどこかの誰か

坂本龍一さん

今日坂本龍一さんの癌の治療を受けたことをネットニュースで知りました。
2014年に罹患した咽頭がんを乗り越えての2021年。
私の中の坂本さんは2014年以前までは何をしてもイケてる大変尊敬するミュージシャンでありました。
80年代初頭、突如現れた教授と呼ばれる本物の音楽家
いわゆる東京芸術大学大学院修士の名を欲しいままに、媚びることなく、やりたいことをやり放題、そんなイメージとライブで見せる常に新しい物への追及心の高さから、なんとなく手の届かない貴公子のような存在でした。

早い時期からキレイな白髪になられて、政治にも積極的になられ、そして2度目の今回の癌公表。
1/17のお誕生日では自分へのおめでとうメッセージをリツイートしまくっていた訳がやっとわかりました。
やはりどんなに素晴らしい人生のように見えても、抗えないものがあるという当たり前の事に坂本さんはゆっくり寄りそっているように見えます。

今ではあらゆる手段で坂本龍一の音楽、またはライブを観聴きすることが出来ます。
恐らく私は全てを探し、全てを求めると思います。
手術は終えられたということですので、細野晴臣さん、高橋幸宏さんと共にもっともっと長生きして頂きたいと、そしてYMOを再び観たいと願わずにはいられません。

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