No one knows

猫と私とどこかの誰か

今回感じた絶望はただものじゃない

人は絶望すると次にどんな行動に出るのだろう。

恐らく自殺が一番該当すると思うよ。

私はそのあたりで迷っている。

世離れした私が思う52歳を迎えるシンガーソングライターという手に職を持っていても、ヒット曲がなければ、生きているより辛い地獄生活を送ることになる。

てか、なっている。

自分の曲は自分の分身で、響く人には奥深くまで響くと思っている。

なぜなら、ドリカム、ミスチルのように売れてもまだまだこれから高みを目指すという分かりやすいシチュエーション、一度聴いて、歌ってる歌詞の内容が手に取るようにわかる曲ではなく、音と共に耳に触れた言葉が全体を聴いている間にこれ自分のこと?と思ってもらえるように、シチェーションをどんな場面でも当てはまる言葉を捜して当てはめているんです。

そうすることで男女、年齢関係なく一生聴ける音楽になると信じてやみません。

もうちょっと言っちゃうと、少し精神の成熟度が高い人に聴いてもらえると嬉しい。

私以上に解釈してくれる人と出会うと、天職だと改めて思っちゃうもの。

 

でもそうそういないよね~、そんな意識が高い人。

芸能界時代からのテレビ製作者とか極端に言うと音楽に興味ない人からすれば、「カッコつけ」。「だから売れないんだよ」とも言われた。

あのね、私はセールス的に成功していなくても大好きなアーティストがいっぱいいるんです。売れていようがいまいが、神曲をたくさん知っているんです。

フィールドが違うんだよね。

なのに友達だからって、自分がまぁまぁの収入で駒場や代沢あたりの大きなマンションで暮らしをしている理由を延々聞く義務は私にはないんです。

私のプライドを粉々にして、言うことを聞かせようとするヤツばかりなの。

これ本当。全員の名前言いたい(我慢しろ)。

私は売れた経験はないけど、だからって失敗した人生だとは思っていないの。

むしろ、未だネットの中で私の曲達が世界中に広まっているの。

もう話題になるような新人じゃないけど、ベテランでもない。

ジョン・レノンのように歌いたくて、音程なんかより、ニュアンスを大事にしてきたの。

そしたらキーチェンジャー(歌の音程を直すソフト)じゃん(プンプン怒)

コンペはもっぱらアイドルかアニソン。

無理、無理っす。

私は「死生観」の匂いがする孤独な勇者の心を歌って行きたいのだから。

あ~~~、でも、ニーズがな~~~い。

そりゃ息子のお世話になりますよ。

息子は私に音楽を続けて欲しいとは思っているけど、どっか他人事。

止めないほうがいいよ~~なんて言う。

アイドルやってた20歳頃。

小さい事務所から大きい事務所への移籍を打診されたとき、お腹に息子がいた。

今なら大きい事務所へ迷いなく進んでいたのかな?

でもやっぱり芸能界は苦手で。

 

そんな右往左往は今全然関係ない。

この人生どう終結させるか、あと、身体があとどのくらい持つのか。

そこが今の大問題であり、それを考え出すとこの上なく絶望する。