No one knows

猫と私とどこかの誰か

遺品整理

今日やっととむとくぬにが10年使っていたトイレを処分しました。
猫の知識があまりなかった事や、病気知らずの2匹でしたので、そのトイレを2匹でずっと使っていました。
2017年夏、くぬにが癌だと分かってから、横たわっている場所のすぐ近くでトイレが出来るようにと新しいトイレを導入しました。
結果的にはとむの方がその新しいトイレを使いまくっていましたけど。。。
とむの最後のおしっこは私の右ひざでした。
なんてことを考えていたら、考えて予想していた以上に悲しくなりました。
可愛らしい大きい2匹の猫に囲まれて暮らしていた事が夢のように、今我が家はガランとしています。
雪ちゃんは小さい女の子ですので、広くなった場所をくるくる走り回っています。
猫に気持ちがあるのかはわかりませんが、なんとなく未だにとむを探している雰囲気があります。
それは私も同じです。
でもしょっちゅう私の夢にとむは出てきてくれます。
今朝も出てきました。
そんな日は1日気分が良いのですが、夕方「よし!処分しよう!」と思い立ち、いざ無くなってしまうと強烈に現実味が増しました。
もっと一杯一緒に居たかった可愛い我が子ですもの、そう思うのは当たり前ですが、やっとくぬにに対する喪失感が癒えてところだったので、少しとむが死んじゃった時は心がマヒしていたかもしれません。
今はとても冷静に2匹に対して感謝と愛情の念を持っています。
それは私が死ぬまで変わらないし、色あせないと確信しています。
何故なら、母や先住猫ねぢが死んでしまった2003年から今までずっと笑顔をくれていたから。
そして、とむから雪ちゃんに伝達されたであろう猫からの想いが今はあります。

本当にありがとう!
とむ&くぬに